私たちの企業は、300年続いています。その間には、江戸時代の享保の改革を初めとした3大改革や明治維新、第2次世界大戦の敗北など大きな社会構造の変化がありました。その大きな変化をどうやって乗り越えて続けることができたのでしょうか？
それは、自分たちの力というよりも世間の人々に助けられ、また一緒に働いている人たちに支えられたからです。それゆえ、我々の綱領の最初に「感謝」を掲げております。
では、世間の人々は、ナゼ我々を助けてくれたのでしょうか?また、働いている人たちは、ナゼ支えてくれたのでしょうか？
それは、当社が「世の中の役に立つ存在」だったからです。その時の世の中の人々に必要とされたものを誠実に作り続けてきました。近江商人の家訓「三方よし」の「世間よし」「買い手よし」を実践すれば、「売り手よし」につながるということです。現代の表現であれば、「CSR」「お客様第一」を日々積み重ねれば、事業が継続するということです。
今後も我々の強みである「世の中の役に立つ」と「人を大事にする」いう不易の信念のもと、さらなる「働きがいのある職場づくり」を目指します。そして、「社会の役に立ちたい」と思っている人々と共にイノベーションに挑戦し、常に世の中の人々の必要とするものを供給し続けて、千年持続企業を目指します。